CHP党首:シリア人に市民権を付与するかどうかについての国民信任投票を行うべき

CHP党首:シリア人に市民権を付与するかどうかについての国民信任投票を行うべき

 

 

トルコはシリア人に市民権を付与するかどうかについての国民信任投票を行うべきであると、主要野党であるCHP(共和国人民の党)の党首が言っており、トルコにいるシリア難民に市民権を与えるというエルドアン大統領の発言を非難している。

 

「シリア人に市民権を与える理由は何でしょうか?もしこのことに固執するなら、あなたがいつも言っている"国民の意思"に、国民に問いましょう!」とCHP党首のケマル・クルチュダロール氏は7月12日の同党の議員会合で話した。

 

「あなた(大統領)は、TOKİ(トルコ住宅開発公社)の住宅をシリア人委与えると話した。だが、シリアで破壊された家があるのだ。破壊された家を再建すればいい!」とアkれは付け加えた。

 

7月2日エルドアン大統領は、トルコにいるシリア人が申請して多くの条件を満たせばトルコの市民権を与えるようにすることを提案して、周囲を驚かせた。

 

彼はさらに7月11日にワルシャワでのNATOサミットからの帰路、申請すれば2重国籍を与えることを提案して計画の詳細を語った。

 

「今日、トルコ人はドイツに行くことができ、ドイツ国民になることができます。トルコ人はアメリカに行き、アメリカ人になることができます。」

 

「なぜ我が国に住む人々に同じことができないのでしょう?」とエルドアン大統領は問い、トルコ人はシリア人と歴史を共有していると強調した。

 

トルコに3百万人のシリア人がいると見積もられているこの時期にそのようなことを言うことについて、CHP党首のクルチュダロール氏は、トルコでは6百万人が失業しており、千7百万人が貧困生活を送っていることを強調した。

 

「欧州は大統領の声明に安堵のため息を漏らしたことでしょう。欧州は500人の難民を受け入れたにすぎませんが、一方我々7千8百万の人口は3百万人を受け入れています。」

 

「トルコは代わりにシリア国内での解決のために働くべきであり、そうすることで、シリア人たちは戦後に国に戻ることができるのです。」と付け加えた。

 

「大量の難民を受け入れることで、治安悪化のリスクもあるのです。」ともクルチュダロール氏は話し、テロリストと無垢の民との違いは判らないのだと主張した。

 

「大都市に収容施設が造られると、緊張状態を引き起こすでしょう。(シリアでの)新体制樹立の目的で政府がこうすることは、トルコの裏切りであり、新しい大統領制への集票のためにこうするのであれば、それは(トルコ人に対する)裏切りなのです。」と彼は付け加えた。

 

エルドアン大統領の提案は、この動きは(新たに)シリア人の(選挙の)票を集めることが目的であり、トルコ南東部の敏感な人口動態情勢が崩れるとして、アンカラの議会の3野党すべてが非難している。

 

クルチュダロール氏はまた、最近起きたシリア人とトルコ人間の緊張が高まった事件を引用し、「トルコ人がシリア人に怒る理由はない」と話している。

 

「なぜ彼らに怒るのですか?彼らは戦争から逃げてきたのです。誰がここに彼らを追いやったのでしょうか?兄弟、姉妹の間で誰が争いを作り出したのでしょうか?」

 

「シリアの内戦を終わらせるよう手助けせねばならず、そうすることでシリア人たちが祖国に帰ることができるのです。」とCHP党首は話している。