トルコにはユネスコ世界遺産がたくさんある

Mount Nemrut (iStock Photo)

 

 

歴史を通じで様々な文明が勃興したトルコの地はアジアヨーロッパに寄り添う貴重な宝である。自然の素晴らしさと歴史的な土地であるアナトリアの地では、数千年に渡って多くの古代文明の足跡が残っている。

 

 

ユネスコ世界遺産リストにはトルコの13箇所の遺産が登録されている、同様にユネスコ暫定リストには54箇所がノミネートされ、ユネスコ人類無形文化財リストにはトルココーヒー、メダー・芸術(語り部)を含む11の遺産が登録されている。

 

今年トルコで休暇を過ごす予定があるなら、登山を楽しんだり、新石器時代の集落を訪れたり、湯治用温泉に入浴したり、歴史的な街にあるプールで泳いだりすることができるこれらの世界遺産観光地を是非見てみよう。

 

 

エフェス Ephesus

 

トルコにはユネスコ世界遺産がたくさんある

 

 

エフェスは最もよく知られているローマ帝国時代の都市である。

 

この古代文明が生まれた跡地はトルコ西部のイズミール県のエフェスス地区にある。

 

トルコ語では「Efes:エフェス」と書くがこの都市は世界で最も著名なローマ人都市のひとつだと考えられている。

 

紀元前10世紀に都市は作られたが、アッティカ人やイオニア人の入植者によって設立された。

 

アルテミス神殿はエフェスにある古代の発掘物で最も有名だが、世界の7不思議の1つでもあるのだ。

 

この古代都市はまた、黙示録の書に書かれているアジアの7大教会のひとつがある。

 

アルテミス神殿に沿って聖母マリアの家がここにあるが、大昔の伝説によれば、聖母マリアはエフェススにあるこの家で最後の生涯を過ごしたという。

 

19世紀以来、聖母マリアの家は巡礼者として信仰の証を示すためここを訪れたカソリック信者によって崇められている。

 

古代都市エフェスはまた、「Seven Sleepers」の物語の舞台となった場所と考えられている。

 

イスラム教と、カソリック教徒、正教徒によると、7人の眠る人は、イエス・キリストを信仰するために迫害されたので、エフェスにある洞窟で数世紀の間眠りに就いたのだという。

 

エフェスに行くと過去へ魅了される旅に行くことができ、イスタンブールから短時間のフライトで行くことができ、旅行者にとっては行きやすい場所なのだ。

 

イスタンブールからイズミールのアドナン・メンデレス空港に着いた後は、旅行者はレンタカーを借り、エフェスの隣にあるセルチュク(Selçuk)地区に行くことができる。

 

古代都市の歴史的な古跡に加えて、古代劇場とローマ式浴場に沿って有名なセルスス図書館も発見されている。 

 

 

ヒエラポリス Hierapolis

 

トルコにはユネスコ世界遺産がたくさんある

 

ヒエラポリスはトルコ語で綿の城を意味するパムッカレとしても知られているが、トルコ西部に位置している。

 

ヒエラポリスにある熱水泉は、紀元前2世紀以来温泉として利用され、その治癒効果でよく知られている。

 

この都市は最初セレウコス朝によって温泉地として設立されたが、後に紀元前133年頃ローマ帝国のアジア属州の一部となった。

 

紀元17年に巨大地震で都市は破壊されたが、ローマ帝国時代に、ヒエラポリスは、温泉の薬効成分に魅了されて数千人が温泉に集まる有名な場所となった。

 

温泉とトラバーチン(流水で堆積した炭酸塩鉱物の段丘)で有名なヒエラポリスは、リラックスを体験したい人には非常におすすめな場所だ。

 

訪問すべき数十の歴史的観光場所の中では、アポロ神殿と著名な門、ニンファエウム、殉教者廟、プールと劇場がある。

 

多くの異なる文明の遺跡を有しているが、自然の素晴らしさと熱いカルシウム含有鉱物水によって形成された真っ白の段丘もある。

 

パムッカレは、温泉と泥風呂で健康的になることができるサライキョイ、カラハユット、ギョレメズリという他の3つの温泉地とは区別されている。

 

パムッカレでは簡単な有機皮膚治療で皮膚病を癒すために丸一日、もしくは数時間過ごすことができる。

 

また、自然だけで作られた美しい光景を見ることができる素晴らしい石灰棚を訪れる機会を見つけるべきであるのだ。

 

 

 

ネムルート山 Mount Nemrut

 

ネムルート山は、コマゲネ王朝のアンティオコス王の墳墓やいくつもの巨象を含む墳墓により際立つ自然の宝と表現されるが、ユネスコ世界遺産のひとつである。

 

そこには紀元前1世紀までさかのぼる王家の墓と仮定されているおびただしい数の巨象が存在している。

 

世界一高所にある野外博物館として、ネムルート山はアディヤマン県のキャフタの街に位置しており、魅惑的な10mもの巨象の美しさと、古代のコマゲネ王朝の聖域に魅了される。

 

この山は古代のアナトリアでは崇拝の場所であったと考えられており、ここを訪れた時に、なぜ古代の人々がここを神聖な場所として選んだのかがわかるのだ。

 

アンティオコス王は、大きな墳墓を建造し、墳墓の上に切石の古墳で覆い、古墳の3方に東部、西部、北部としていられるテラスを作ったと言われている。

 

東部と西部には巨象と碑文、文様があり、5体の巨象には神とアンティオコス王が描かれている。

 

人類の偉大な歴史を目撃するために毎年何千人もの観光客がこの山を訪れるが、ヘレニズム時代の芸術の成果や途方もない彫像の魅惑的な美しさが含まれている。

 

巨象は1日中素晴らしいが、この山では日の出の眺めが最高なのだ。

 

朝日が山に昇るのを見た時には、息を飲む光景を体験できるのでカメラを携帯するのを忘れないように。

 

 

サフランボル Safranbolu

 

トルコにはユネスコ世界遺産がたくさんある

 

3000年の古さを持つ都市サフランボルは、この地域の橋や住宅など独自の美しさや、隊商宿、モスク、浴場、神学校を含むオスマントルコ建築を見たいと思う人にとっては人気のある観光地であり、国内、海外の観光客がおおよそ60万人ここを訪れる。

 

この街の伝統的な建物は18世紀と20世紀の間に建設されたが、総じて3階建て構造で6から7つの部屋を有するように設計されている。

 

観光客は特に宗教的祭日や祝日にこの地を訪れる。

 

1994年にユネスコ世界遺産に登録されたこのオスマン帝国時代の典型的な街は、13世紀から20世紀にかけて東西の交易路上にある重要な隊商の宿場町であった。

 

考古学研究によると、サフランボルはオスマン建築のみを反映しているのではなく、先史時代までにもさかのぼる人類が定住した痕跡も見て取れるのだという。

 

この古代都市はまた、岩を切り出した墳墓やローマ神殿も有名である。

 

 

カッパドキア・ギョレメ国立公園 Cappadocia and Göreme National Park

 

トルコにはユネスコ世界遺産がたくさんある

 

トルコの中央部に位置するカッパドキアは母なる自然が生み出した最も素晴らしいものを代表しており、この地域の雄大な歴史を目にすることができる。

 

自然美の場所カッパドキアは、1日ではそのすべての観光スポットを楽しむには十分ではないであろう魅惑的な雰囲気を有している。

 

 

火山噴火によってできた地形は、見事な景色と豊富ななだらかな岩肌、緑の川と、洞窟、トンネル、渓谷を映し出し、人々が体験するのを待っており、カッパドキアはパラダイスである。

 

 

この地域は数百年以上も火山岩が削られ、強風と雪解け水で風化し、独特の色合いと形が形成されたが、とりわけ養成の煙突が有名だ。

 

この魔法のような地域は歴史の跡見るアナトリアの心を体験する旅に招き、最も有名な古代の自然の不思議の前に立つことになる。

 

カッパドキアはトルコで最も多くの人が訪れる観光地のひとつであり、1年中トルコ人と外国人観光客がやってくる。

 

カッパドキアの人気の高さを理解する唯一の方法はこの魔法の地に旅をすることだけだ。

 

カッパドキアは新婚旅行に最適な場所のひとつでもあり、外国人観光客は特にここで結婚写真を撮影りに来るのだ。

 

全ての木々の葉と自然美はどの季節も色づいており、カッパドキアは特に冬がおススメである。

 

カッパドキアの洞窟ホテルはギョレメの街にあり、自然美と居心地の良さを味わう完璧な場所である。

 

 

トルコ式風呂、サウナ、カッパドキアの景色を一望できるテラスでまるで夢の中に暮らしているような気分になることができる。

 

 

 

 

 

参照元メディア:www.dailysabah.com 

参照元記事URL:http://www.dailysabah.com/travel/2016/04/16/much-to-discover-at-turkeys-unesco-world-heritage-sites