窯の中のイズニックタイルの秘密

竈の中のイズニックタイルの秘密

 

 

トルコ北西部のブルサ県イズニックの街で見つかった600年前の窯の発掘調査作業が開始されている。

 

 

これまで、有名なイズニックタイルの「サンゴ色:赤橙色」と「トルコブルー」の秘密について科学的な調査が既に行われており、現在の調査では、主にこれらの色の秘密について解き明かすことを目的としている。

 

 

何世紀もの間埋もれていたイズニックタイルの窯は、1967年のイスタンブール大学オクタイ・アスラナパ教授によって主導された考古学調査の際に掘り起こされた。

 

 

1994年以来、調査作業は同大学のアラ・アルトゥン教授が率いるチームによって継続されている。

 

 

当地での最近のイズニックタイル窯の発掘調査で、文化官公庁のウェブサイトによれば、アスラナパ教授とアルトゥン教授は、オスマン帝国時代のイズニックタイルには、明らかにセルジューク朝時代の特色を背景としていることを見て取れると観察しているという。

 

 

トルコブルーは16世紀に世界に紹介され、シュレイマニエ・モスク(1555年建造)のミフラーブ(メッカの方角にあいた小窓)の凹凸を彫り込まれた赤い壁のタイルは、オスマン・タイルと陶磁器作品の最高峰だと広く知れ渡っている。

 

 

オスマン帝国時代には、イズニックタイルと壺は当時のトルコの支配下にあったロードス島経由で輸出された。

窯の発掘調査01

窯の発掘調査01

窯の発掘調査02

窯の発掘調査02

窯の発掘調査03

窯の発掘調査03

窯の発掘調査04

窯の発掘調査04

 

長期にわたる発掘調査作業

 

 

毎年7月と8月に続けられている発掘調査期間中に見つかった11世紀から17世紀にかけてのタイルは、イズニック博物館に展示されている。

 

 

今年の発掘調査は、当地でイスタンブール大学学術准教授ベルギン・デミルサール・アルル氏が責任者の20名のチームによって9月まで続けられる。

 

 

今年の調査では、イズニックのムラト2世の浴場跡の東方地区にある14世紀から17世紀まで使用されたタイル窯に的を絞っている。

 

 

「発掘場所を含む500平方メートルの敷地が2013年に収用され、今年はここで作業を行います。」

 

「イズニックでの発掘調査作業はイスタンブール大学が実施する長期発掘調査作業の1つなのです。」とアルル准教授は話した。

 

窯の発掘調査05 窯の発掘調査06

 

参照元メディア:www.hurriyetdailynews.com 

参照元記事URL:http://www.hurriyetdailynews.com/secret-of-iznik-tiles-in-kilns.aspx?pageID=238&nID=86735&NewsCatID=375